昼寝

リトアニアへの旅の追憶の昼寝のレビュー・感想・評価

リトアニアへの旅の追憶(1972年製作の映画)
3.9
本当にメカスの記憶を覗き込んでいるようで、終始うっとりする。映像の作為のなさとその素朴さがエモーショナルを喚起する。自分も同じように故郷を映像の中に残したいと思った時に、どこを撮るだろう、誰を撮るだろう、と考えた。俺もこんなふうに世界を愛していたい。なぜだか北野武の『ソナチネ』を思い出したが、割りと真剣に、ジョナス・メカスと北野武は似ている作家なんじゃないか、と思う。
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