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リトアニアへの旅の追憶のENDOのレビュー・感想・評価

リトアニアへの旅の追憶(1972年製作の映画)
4.5
リトアニアの辛い歴史を含有しつつも通底するのは記憶の扇動である。余りにも細切れの断片に例え異国だとしても田舎をから都会に出てきた者としての“nostalgie”を喚起して震えた。特に1887年生まれのメカスの母親が水を汲んだり、料理をしているだけで何故こんなにも眩しいのか。ウィーンに立ち寄ってから色褪せる。火事の突出したaccidentだけが突出しているが。故郷を去る際にスチュワーデスの脚を凝視してしまう落とし所に笑い涙した。
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