魅惑的で幻想的で…でもシナリオはシュール。
イルディコー・エニェディ監督はデビュー作から全くブレない。
主演のドロサ・セグダの内気な女性、妖艶で小悪魔全開の女性、母親、3種3役の顔…演じ分けも素…
『私の20世紀』ハンガリーのルディコー・エニェディ監督による1989年の映画。この監督のことは知りませんでした、映画は2,3作品程しか撮っていない寡作な監督のようです。最近『心と体と』という作品も公…
>>続きを読む不思議な映画だなと思う。女性であることを快楽的に享受するドーラと、女性解放活動に参加するリリィという対照的なふたごを描くのがものがたりの主軸にありながら、マッチから電球へ、伝書鳩から電報へ、さらには…
>>続きを読む「心と体と」が大変に素晴らしかったハンガリーのイルディコー・エニェディ監督長編デビュー作。
なんて素敵な作品なのだろう。幼くして生き別れた双子の姉妹。革命家となったリリと詐欺師となったドーラの運命…
まず、白黒で映る電球の美しさに衝撃を受けた。
蝋燭、語りかける星、電球、双子の姉妹、エジソン、蒸気機関車、シネマトグラフ、犬の見る夢、しゃべるチンパンジー、鏡の部屋。
テンポが冗長で中弛み感があ…
モノクロがとても似合う幻想的で美しい映画。
双子を同一人物だと思い込み恋をする話だが途中よく分からないシーンもちらほら。
色んな映画のオマージュも含まれているらしく"素晴らしき哉、人生!"はすぐに…
「私の20世紀」
冒頭、19世紀末から20世紀の始まり。ここはニュージャージー州。双子の姉妹、マッチから電球へ、ロバから汽車へ、伝書鳩から電報へ。孤児、大晦日、革命家、詐欺師、オリエント急行、謎の…
昨年鑑賞していたがレビュー出来ていなかったので。
この映画は、観にいこう!と決めて観に行ったわけではなく、なんとなくポスターの女性(ドロタ・セグダ)の眼差しと横顔の美しさに惹かれてふらっと映画館に…
© Hungarian National Film Fund- Film Archive/photo:István Jávor