このレビューはネタバレを含みます
フランケンシュタインなどで知られる映画監督ジェームズ・ホエールの晩年を描いています。
病気でよぼよぼのゲイのおじいさんが逞しい庭師に惹かれる...というあらすじだと伝わらない息苦しさとか切なさとかし…
凋落した映画監督と庭師の束の間の触れ合い。貧困層から這い上がり名声を恣にしたが時代に取り残された老人という難役をイアン・マッケランが見事に演じている。彼を縛る戦争と初恋の人の演出も巧み。そして彼と堂…
>>続きを読むホエールの心象風景を描きつつ、晩年の少し奇妙な交流を綴った重厚な人間ドラマ。
事実をただ見せるだけでなく、抽象的な会話で魅せる脚本は素晴らしい。
ホエールとハンナの関係もこの作品の魅力で、イアン…
マスク
長閑な邸宅で余生を過ごすジェームズ・ホエール元映画監督
ホモである彼は、庭師の青年フレイ・ブーンに惹かれながらも、自らの人生に終止符を打つため彼を利用する
ハリウッド黄金期の映画監督ジェ…
イアン・マッケラン主演で、映画監督ジェームズ・ホエール(『フランケンシュタイン』)を、多くの脚色を交えながら描いた隠れた名作。同性愛の老人というコミカル強めの役どころに、フラッシュバックする若かりし…
>>続きを読む愉しくて悲しくて美しい映画でした。
「フランケンシュタイン」などを撮った映画監督ジェームズ・ホエール。晩年のホエールと若い庭師の交流を通して、同性愛、戦場での悲惨な体験、業界裏話など彼の人生が語られ…
同性愛とPTSDの交錯状態に陥っている元映画監督の老人が、新たに雇い入れた若い庭師に惹き付けられていく。「フランケンシュタインの怪物」を世に送り出した映画監督、ジェイムズ・ホエールの晩年期(1950…
>>続きを読むクライヴ・バーカーが製作総指揮で、主演がイアン・マッケランという、お察し映画。
同性愛映画で悲しい作品は精神的にとてもしんどいのだけど『マイノリティに不寛容な時代だからこその美しさ』というものに惹…