私の映画

秋刀魚の味の私の映画のレビュー・感想・評価

秋刀魚の味(1962年製作の映画)
5.0
初めて観た小津安二郎作品。とてもよい映画を観たなあ、という感想。昭和の家庭や家族のありかた、風習、家や街の感じがよくわかってそのあたりもとても面白い。

家に人がいなくなっていくのってまるで家が吹き抜けになっていくようで寂しいものだなあ。だからといって、ずっと一緒というわけにもいかないのだけれど。初老のお父さん、上品で優しくて人に対して丁寧で、素敵だったな。

素朴でありふれていて、ささいだけれど大きなことで、胸がじぃんとした。
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