ぴかりーな

秋刀魚の味のぴかりーなのレビュー・感想・評価

秋刀魚の味(1962年製作の映画)
4.5
小津安二郎の世界、落ち着く。
笠智衆のあの温かい眼差し、劇的な出来事は起こらないけれど、確実に進んでいく日々。

私たちにも起こりうる、本当に普通の日常を、とても丁寧に描いていて、自分の人生を丁寧に生きようと思えるし、そこには色々な感情があるのだと、改めて思い出させてくれる。

最後はちょっと寂しそうな姿が印象的なのだけど、この感じが癖になります。

それと25の私には、結婚の話題が痛いほどしみました。笑