モノクロからカラーとなってもまだまだ続く嫁に行くのか行かぬのか問題。ってこれ、遺作なんですね。最後までこのテーマを貫いた姿勢は圧巻。
ラストの笠智衆の姿、以前にもあったよね。そういや団地とか、会社…
妻を亡くした初老の父が、年頃の愛娘をそろそろお嫁にやらねばならない……でも…。
娘の立場からも、父と弟を残して嫁ぐのは心配だし……。
そんな、どこの父娘にも有る 複雑な心境が描かれています。
父役…
小津安二郎監督の遺作。
もし小津監督が現代に生きていたら、この日本をどのように描くだろうか?
彼が描いてきたのは日常生活の不変的な感情。
だから今の世も変わらない視線で描くのだろうなぁ。
今回は娘…
小津はカラーの方が好きだ。画面の中のカラーコーディネートが凄い。赤い物がかなり意識的に映り込んでたり。
「行き遅れ」なんて平気で言われてた時代の(今でもそうかな)女の子って気の毒なとこあるな。23…
小津作品初見なのである。
日本の巨匠ということは知っていたものの、なんとなくほのぼのとしたホームドラマ調かと思ってたらまるで別物ですね。まさかこんな残酷だとは!
戦前から戦中、そして戦後それぞれを…
このレビューはネタバレを含みます
おもしろい
小津安二郎は本当に癖のある撮り方をするな〜〜
ストーリーは平坦で盛り上がることはないけどなんかおもしろいから不思議 居心地のいい映画って感じ
一番かわいそうなのはヒョウタンの娘なのでは……
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