初老の父親が娘を嫁に出すという物語
感情を抑えた演技と
強調する事を嫌う演出で、
より自然に、よりリアリティにと、
起伏なく進む映像
でもこれがリアリティだとは思えない
出来事よりも心情を優先し…
ある日の深夜、
中野の原節子こと、おタケさん。
いつの日も変わらぬステキな女性でありますが、その、ステキタケさんの尊敬するという先輩はとっても渋いステキ紳士な訳であります。
ちょっとほろ酔いだと瞳…
最後の「おれが飯炊いてやるから」で泣けてしまった
お見合いって、なんだかさみしい感じがしてしまうけど、当時の親たちはほんとうに、心から娘や息子のことを想って真剣に結婚を考えてくれていたのだなと
…
つつましやかな日本人の礼
現在で忘れられてしまった
美しさがあるように思った
極道の女たちの姐さん役の
岩下志麻が当時21才
白無垢姿が可愛い
父親の笠智衆もなんだか可愛く見えた
さすがに今では…
何度見ても素晴らしい作品!!後世まで残れ!!と願う今日この頃。
そして、何度見ても気になるシーンが・・・あのハムタマ、妻の手によって焼かれたのだろうか?
トリスバーのシーンで、敬礼しながら軍艦マーチ…
何とも言い難い寂寥感が、誰の記憶にも染み付いている秋刀魚の味を想起させる。時代と共に人々を取り巻く環境や思想が変化しても、公開された50年前と変わらないものが確かに存在していて、それは今から50年後…
>>続きを読む尾道の記念館に訪れた影響で、小津作品もっと観てみよ〜と手にした2本目。
笠智衆を見ると、胸がきゅうとなるこの気持ちは何でしょう、、完全に心掴まれている。白無垢姿を見つめる父の表情には目頭が熱くなっ…
【秋刀魚の味はどんな味】
小津監督の描く、日常が好きだ。
小津監督の撮る、風景が好きだ。
小津監督の作る、作品が大好きだ。
邦画の監督の中で1番私が好きな監督、それが小津安二郎。
この人の描く…
©1962松竹株式会社