これより前に、この監督の中でも評判の悪い方の『プレタポルテ』を先に見てしまっていたのですが、先にあっちを見ていて良かったなと思いました。
一時間見てもストーリーがつかめない…それでも焦らずにすんだからです。
カントリー音楽と大統領予備選挙を題材にした群像劇でした。
ブラックコメディということは、カントリーや予備選挙を皮肉っているのでしょうが、好きな皮肉り方ではないな…ストリップとか。
でも最後には妙な感動というか、最後に女の子が歌った
「何も気にしないわ。自由じゃないって言われても、私は気にしない」
という歌はこのシーンもあってなんだかジーンとしてしまいました。
といっても、あのラストも最大の皮肉なんでしょうが。
