チーズマン

ナッシュビルのチーズマンのレビュー・感想・評価

ナッシュビル(1975年製作の映画)
3.6
ロバート・アルトマン監督の代表的な群像劇。
そのメインキャラクターの人数はなんと24人!
しかしよくまとめるよね、その手腕は確かだと思う。
正直ほとんど馴染みのない役者ばかりだったから把握するのが大変だった。

カントリーミュージックの聖地であるテネシー州ナッシュビルを舞台に、ハル・フィリップ・ウォーカー候補の大統領予備選挙のキャンペーンコンサートまでの5日間を描いた群像劇。
ちなみに中心となる候補のウォーカーは最後まで登場しない。


皮肉だと捉えずに観てたのでカントリーやゴスペルの曲がとにかく沢山演奏されて素直に楽しんでしまってたんだけど、いまいち掴めない感じで終盤まで進んで最後の曲の全てが露わになってしまったかのような場面でようやく“全部をコケにした”作品だったんだと気付いた。

そこまでが長かった。
チーズマン

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