Ricola

波止場のRicolaのレビュー・感想・評価

波止場(1954年製作の映画)
4.3
閉塞的な波止場という世界の中で蔓延る権力に立ち向かう男の物語。


ちゃんと教育を受けてきて常識のあるイディ(エヴァ・マリー・セイント)や信仰心と正義感の強い神父様の存在が暗い世界の中でまさに希望だった。

涼しい目をしていたテリーが鋭い眼光に変わってから、余計にこの映画に引き込まれた。

マーロン・ブランド、男臭いんだけどクールで自然体な役が似合う。ていうかもうそれは彼自身なのではないか。

船の汽笛でわざとこちらに聞こえさせない演出が面白かった。

最後は……マーロンの男らしさとアメリカの正義が感じられて、涙が止まらなかった。