このレビューはネタバレを含みます
10数年(うろ覚え)連れ添った妻を亡くした元刑務官で技官の嘱託職員。亡き妻の要望で故郷の海に散骨するため、以前から妻と楽しみにしていた手作りキャンピングカーで旅に出る。妻の要望の真意を量りながらの道中での出会いを描いた映画。
ぐっときたところ
奥様のレシピを見ながらの車中での料理・スズメが飛び立つ様が描かれた二枚のハガキを吹き飛ばすシーン・最後海沿いを一人歩く横顔(遺作と思うとさらに印象深い)
結局旅だったのか?放浪だったのか?このあと健さんは帰るのか?退職したし帰らないのか?
疑問は残るけど、最後健さんのすっきりした歩みを見るとそんなことどうでもよくなった。