にまみれも

水の娘のにまみれものレビュー・感想・評価

水の娘(1924年製作の映画)
3.6
2回目鑑賞
どこまでも薄幸の、悲劇のヒロイン。
幸せを掴んだと思ったら、悲劇!の繰り返し。
ゴロツキ叔父が、分かりやすい位に実に嫌なキャラ。
ラストは、どうなる?と思ったら、安定のお約束ハッピーエンド展開でメデタシメデタシ。

悪夢のシーンが、今作で一番の見どころかな?
柱の間を彷徨うなか、柱にもたれるアンジェリアの後ろを、横に歩き去る男とかシュール!


1回目鑑賞:2016/8/8
サイレント映画。
冒頭の船で叔父が移動する所は面白い。

幻惑の所の特殊撮影は、充分鑑賞に耐えうるクオリティ。
むしろ、もうその時代に撮影技法が確立されていた事に驚く。

しかし、ヒロインは青い眼なんだと思うけど、クッキリメイクと合わさると、ちょっと眼が怖い…。