トドさん

白鯨のトドさんのレビュー・感想・評価

白鯨(1956年製作の映画)
3.5
メルヴィルの原作本を読むにあたり参考のために鑑賞。
原作は本筋のストーリーの他に鯨についての古今東西の資料を集めた鯨学というべき記述が何章にも渡り記されているが、この映画ではもちろんカット。
捕鯨船ピークォド号の船長エイハブの執拗なまでの白鯨に対する執念を軸に、主人公イシュメールの語りで物語は進む。

正直グレゴリー・ペック演じるエイハブが、白鯨を追いかける海の人の割に陸っ気というか、やっぱり陸の人なんだなという印象が拭えなくてそれが原作のエイハブ像に追いつけなかったところかな、と思いました。

見る前にもう鑑賞済の人から「白鯨のハリボテ感が...」と聞いていたけど、そこは全く気にならなかった。むしろこの時代によく作ったなー!と。
原作読んでたら笑うシーンではないんだけど、エイハブの最後のシーンは爆笑してしまいました。アララ。