考えるとキリがないテーマだけど、細かく考えずに見ると意外と面白い。
親を人間に殺された子トラ2頭。それぞれ違うところへ拾われていき兄弟(後にクマルとサンガと名づけられる)は離れ離れになってしまう。
子トラがもう可愛いことこの上ない。やっぱトラって猫科なんだなと思うところがふんだんに見られる。
大きくなったトラはどんどん貫禄を増した容姿になる。はたして飼いならされたトラはそのまま穏やかなままなのか?それとも野性の本能が目覚めるか?このあたりでなんとなくバッドエンドを予想してしてしまった。
サンガを引き取った家庭の子供(ラウール)の役にフレディハイモア君。この子の演技はやはりすごいね。涙するところは「ネバーランド」のラストを思い出す。
感動的な場面あったけど、その後もバッドエンドになるんじゃないかと油断は出来なかったが
結果OK。
動物愛護とか人間のエゴ、自然と人間の共存etc
突っ込みだすとキリがないし、考え始めるとエンドレスになる話だけど、兄弟トラのスバラシイ演技(?)に感心しながら深く考えずに楽しむのも良いかも。
ハンターのエイダン役のガイピアースもなかなか良い。