No.2578
ソン・ガンホ主演、ユ・ジテ共演、ポン・ジュノが脚本の一人に名を連ねています。豪華です。
いやでも期待値が上がります。
極限の状況で、だんだん理性が崩壊していく様を、ソン・ガンホはじめ皆さん見事に表現しています。
ですが、正直言って、思ったより話に起伏がなく、畳みかけるようなシーンもなく、2時間の尺が3時間くらいの長さに感じてしまいました。
なので、無理やりですが、「フィクションとしてではなく、ドキュメンタリーとして」見たら、少し面白くなりました。
南極や、南極到達不能点を舞台にした映画がそもそもほとんどないので、同系統の映画との比較ができません。
なので、代わりと言っては何ですが、エベレストなどの登山系映画を参考にご紹介します。
その極限状況での心理描写などを比較してみるのはどうでしょうか。
「ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆」
韓国映画。感動系です。
https://filmarks.com/movies/67390
「エヴェレスト 神々の山嶺」
邦画。この南極日誌と同じく、過去の登山家のエピソードが出てきます。
https://filmarks.com/movies/58771
「クライマー パタゴニアの彼方へ」
昨年惜しくも亡くなった世界的クライマー、ダーフィット・ラマ(デビッド・ラマ)を追ったドキュメンタリー。
https://filmarks.com/movies/58489