骨法十か条

ブルークリスマスの骨法十か条のネタバレレビュー・内容・結末

ブルークリスマス(1978年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

 UFOと接触した人が青い血を流すってんで調査する記者と青い血を流す女性に恋をした特殊部隊員の話。

 世界中でUFOと接触した人たちが青い血に変化する事象が多発して政府がそれを隠ぺいしつつ抹殺していくというポリティカルものとして面白く見ることができました。岡本喜八監督作品らしいカットの切り替えしなんかも視覚的に楽しかったです。

 ただ前半は仲代達矢さん演じる男が様々な人たちに取材しながら、何やら青い血を流す人たちがいるらしいぞと捜索しますが。ここの取材シーンが冗長で退屈でした。それが開始90分くらいまで続きますが、後半全く関係ない展開になってしまうのも痛いです。
 後半は勝野洋さん演じる自衛隊員と竹下景子さん演じる行きつけの美容師さんの悲恋になっていきますが、前半の取材シーンに時間をかけすぎているせいか、この2人の葛藤がよくわからなかったです。ヒロインが青い血に変化してしまって、自衛隊員は任務で青い血を流す人たちを抹殺していくことになりますが、ここで愛する人を殺すのか任務を優先するのかという葛藤が発生しますが、大して悩まずに行動をしているようにしか見えなかったです。

 2つのストーリーを描いていますが、この2つが交わらないため、仲代さんパートがただのこの世界の説明になってしまっているだけにしか見えずに残念でした。
 東宝らしいキャストは豪華だしポリティカルフィクションとして面白そうな設定だっただけに少し残念な気持ちな映画でした。