次男

カメレオンマンの次男のレビュー・感想・評価

カメレオンマン(1983年製作の映画)
3.7
架空の人物の人生を追った、モキュメンタリー作品。

くすくす笑って、なんだか「あいつらしいわ」みたいな、友達の作った映画観たような、偉大な映画人の作品なのに、そんな親近感を覚えちゃって、そんなところこそがウディ・アレンらしさ、なのかもなあ!彼の(敢えて馴れ馴れしく呼ぶが)映画を観るとだいたい「なんて彼らしい映画!」って思うのだけど、この作品はとびきりそう思いました。

レナード・ゼリグの特異さから自分の性質を引っ張りだして省みるようなこと、まったくしないではなかったけど、説教臭さがないせいか、反省も自戒も置いといて観ちゃった。突出した傑作じゃなくて、なんだろ、おいしい酒のアテというか、そんな感じ。とにかく彼の映画は、ぼくらの肩の荷を少し軽くする。



そして相変わらず、オチは軽く小洒落たキマリ方。