Hawkwind

天と地のHawkwindのレビュー・感想・評価

天と地(1993年製作の映画)
4.0
『プラトーン』のオリバー・ストーン監督作品で、舞台が60年代のベトナムとなると戦争の狂気とやらを期待する人がいると思うが、それは見当違いもいいところで、これは大変な時代に生まれ育った女性の数奇な運命を描いた大河ドラマである。
本人による自伝が原作のせいかゲリラだった時代は省略されているのが不満だが、アジアの我慢強い女の半生記として優れた作品といえるだろう。
主人公の両親が実に素晴らしい名演で、アジア俳優陣の懐の深さみたいなものが良く分かる。そしてダメなアメリカ兵を演じたトミー・リー・ジョーンズも好演。