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ソイレント・グリーンのkanappeのレビュー・感想・評価

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)
3.0

2022年 ニューヨーク
科学が自然を殺した。
大気汚染が進み気温上昇。
人口は4000万人に達する。
そこでソイレント社が開発した高栄養食品「ソイレントグリーン」。その謎を追い求める警官ソーンはとんでもない光景を目にする…

いやー。ここまでりんごやカレーが美味しく見える映画なんてないですよ…。
寺山修司の「自殺学入門」で知った次第ですが、こんな未来が来るなんて想像しただけでしんどい。
生鮮食品はとんでもなく貴重で、ほとんどの人が口にすることなく死んでゆく世界。
気持ち悪いくらい多い数の人がそこらじゅうに群がり、政府からは自殺、安楽死を推奨される。
実際問題、人口の増加って懸念されていてそれに同じく食料供給の問題もかなり深刻に考えられています。昆虫を食べたり、ミドリムシを食したり、農園を縦に建設する垂直農法だったり…。40年近く前の映画ですが現在ある問題について考えさせられます。

だがしかし!めっちゃテンポ悪かった……。テーマはすごくいいのに…。オチもえっこれで終わり?って感じで残念です…。たぶん今人気の監督でリメイクすればめちゃくちゃ面白くなる作品だと思います。非常に惜しい…!