広島カップ

ソイレント・グリーンの広島カップのレビュー・感想・評価

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)
3.0
2022年のアメリカが舞台。
人口爆発と食料危機の社会を背景としたSF作品。

今から4年後の話ですが、本作に限らず未来予想的SF作品がいよいよその年になって来るというのは嬉しいやら哀しいやらで、こうした作品を観る度に「なぁんだ全然当たってないじゃん」とか「なかなかいい線いってたじゃん」な気持ちになれるのは"グリコのおまけ"的な楽しみでもあります。

チャールトン・ヘストン扮する刑事が食料不足対策の"ソイレント・グリーン"という食品をめぐる陰謀を探って行く話。

チャールトンは体はデカイ割りにデカ(刑事)があまり似合わないのは何故でしょうね?
彼の貫禄が災いして超エラソーになってしまうのが合わないのではないでしょうか?
現場ではなくてその上の上の方で高い背もたれの椅子にふんぞり返って指示を送っている方が似合ってそうです。

食料をよこせと集まった群衆を大きいショベルカーみたいな重機(ジャケット参照)ですくい捕ってしまうシーンが、お店で佃煮や煮豆をスコップ(あれ何て言うのでしょう?)でゴッソリ掬ってパックに入れている店員さんのごとくで大雑把で豪快でした。
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