ハレルヤ

ソイレント・グリーンのハレルヤのレビュー・感想・評価

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)
3.6
BSプレミアムシネマにて初鑑賞。
人口の過度な増加による食料不足に見舞われる近未来のニューヨークを舞台に、大企業の取締役の殺人事件を追う刑事。やがて事件の裏に潜む衝撃の事実を知ることになるSFサスペンス。

まず2022年という設定なのに近未来感皆無。笑
衣食住に難があり、格差が激しい荒れた世界ではあるけれど、どう見ても製作年の1973年とほぼ変わらない。笑

あと物語の進みが本当にゆっくり。これで1時間半の短い時間で収拾がつくか?と思っていましたが、唐突なラストにもビックリ。まさかこのタイミングで終わりとは。

こんな未来は嫌だと思わせてくれるような世界観は好きです。1970年代から見た2020年代はこんな感じなのかと思いましたし、色々興味深く見れた作品でした。

主役のチャールトン・ヘストンの存在感がとにかく光っていましたし、彼の相棒的な役柄のエドワード・G・ロビンソンも良い味出していたのも好ポイント。

悪くはないんだけど一度見たらそれでいいような作品でしたね。あと劇中であった重機による人間すくい。あれ不覚にも楽しそうに見えてしまったのは秘密。笑
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