つーけい

ソイレント・グリーンのつーけいのネタバレレビュー・内容・結末

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

恐ろしい。
1973年に文明が崩壊した2022年を描いた作品
人口過剰、環境汚染により人びとの生活は退廃していた。食糧はソイレント社が供給する人工高栄養食品。そのなかでもソイレント・グリーンが1番の栄養で、人びとはそれ欲しさに暴動を起こすほど。でもそのソイレント・グリーンはまさかの人肉だった。という世紀末な物語。

人間が“モノ”として扱われているのが衝撃的で観ているこっちも不快にするほど。女は”furniture”と呼ばれ、年老いた知識人は”book”と呼ばれる。安楽死で死ぬ大勢の人はゴミ収集車に入れられて人工高栄養食品として人びとに供給される。

あるWSで観るリストにあったので鑑賞しましたが、なんだか暗い気分になる映画。途中ダレるけど、最後の人肉とわかるシーンやソーンが手を挙げるシーンはハラハラするし印象的だった。
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