NIELSEN堀内

白い肌の異常な夜のNIELSEN堀内のレビュー・感想・評価

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)
3.4
南北戦争時代、南部の寄宿舎にクリント・イーストウッド演じる負傷した北軍の兵士が運び込まれるスリラー映画。女性ばかりの閉鎖的な空間に入り込む異分子的な男性の図式は次第に均衡を保つ事が出来なく成って行く。静かな恐怖感の中迎えるラストに唖然。
ソフィア・コッポラ監督がリメイクしたオリジナル版を予習として観てみたかったので視聴。具体的な表現を避けると、心的恐怖をじわじわと感じさせる期待以上の面白さでした。コッポラ監督だと耽美的な要素が高めかも知れませんね。クリント・イーストウッドの配役も、ラストに複雑な気持ちを漂わせて終わるのがまた良かったです。
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