小津作品をスクリーンで。
それだけでも素晴らしいことです。
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家族の物語。
「いまが良い時なのかもしれないね〜」っという、家族を想う老夫婦の言葉が響きます。
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いまの時代だと、
セクハラ、パワハラと言われかねない表現もあったけど、それを笑顔でおおらかに受け答えする紀子(原節子)が、愛嬌があり最高に可愛い。友達役の淡島千景もむちゃくちゃ綺麗。
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先週、リュミエールを観ていたこともあるけど、改めて構図のスゴさが分かる。
小津作品の代名詞、
低い位置での固定カメラ。
本作品では、珍しく移動カメラも。
でもでも、それも構図を変えない為に
とった方法らしい。すごいな〜。