麦秋の作品情報・感想・評価

「麦秋」に投稿された感想・評価

小津4Kで観た。

小津監督の女性の描き方が好きだ。

語尾のねぇ〜を強調するシーン
原節子と淡島千景がちゃぶ台の周りを追い回し合うシーン
現代の女子高生の日常アニメに通ずるものがある。

夫婦が空に飛んでいってしまった風船を見上げるシーンが凄かった。

あとは、秋田弁のシーン。あれも良かった。なぜあんなに上手いのか。
原節子という人は日本の昭和の代表のような風貌と何となく思い込んでいたけど、改めて見るととても大陸的な雰囲気を感じさせる不思議な人。西洋的、というかハリウッド的って気もする。ローレン・バコールやバーグマンにも引けを取らないと思ってしまうのは持って生まれたスケール感ゆえなんだろう。OZUが世界の大監督たちにあれほど受けるのは原節子のそういうスケール感の力は大きいのかも。にしてもスケール感など皆無のはずの木造住宅や横丁をジョン・フォードの荒野みたいなスケールにしてしまえるのがやっぱOZUなわけで、とにかく降参。淡島千景と原節子の追いかけっこにはもう萌え萌えで軽くめまい。『東京物語』の夫婦がここでは親子という背徳にもちょっと萌える。
のり

のりの感想・評価

5.0
紀子3部作の2作目 、1951年、白黒
今回の笠智衆は原節子の兄役

原節子が一番原節子らしい、両親、兄夫婦、甥っ子に囲まれ、秘書をして
明るく、性格がいいのが、画面から溢れ出ている。

会話が全て楽しく、鋭く、思わず笑っ
てしまう。今でも十分通用する。
こんなに偽善を排除できる監督はめずらしいのでは、観客に媚びない、確固たる自信に満ちている。

なんでもないことは流行に従う。
重大なことは道徳に従う。
芸術のことは自分に従う。
を、生活条件としていた小津安二郎監督

観る度に新しい発見があり、驚かされ、感動する。
過去鑑賞
登場人物が多い分、少し追いづらい印象の作品。
筋の跳躍力は相変わらずだが、少々冗長な感じを受けてしまった。群像劇の分人に光が当たっていたが、心情自体に光を当てていた晩春、東京物語の方が上か。
水弥呼

水弥呼の感想・評価

2.0
コラムを書かなくてはいけなかったので見ました。
寝そうでした。
でも女子トークのとこは良かったです。
いしが

いしがの感想・評価

4.0
笠智衆が兄役やってるのに違和感。
周囲が結婚して良くなかった独身であり、売れ残りと冷やかされるの長女紀子含め大家族宮家の話
小津安二郎監督特有の家族の話はどれも面白くて、和む作品。
あい

あいの感想・評価

4.1
20181216 小津4K

紀子三部作。
会話のテンポが心地よい◎
わたしは小津映画がどうやら好きらしい。

原節子は仏様のような顔だなぁ。
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