Melko

ハイランダー/悪魔の戦士のMelkoのレビュー・感想・評価

ハイランダー/悪魔の戦士(1986年製作の映画)
3.5
「命は一度限りだ。死にたくなければ家に帰れ!」

やっっと見た〜。気になってた作品
コレはQUEENの♪Princes of the universeのMVを見て、この曲が映画のテーマ曲だと知ってから気になってた。
さすがに古い!80年代中盤の感じだなぁ

リュック・ベッソンの「サブウェイ」ぶりのクリストファー・ランバート。そうか!この人フランス人なのか。
この人やっぱ不思議な顔立ちだよなぁ。めちゃくちゃ極悪に見える時もあれば、ちょっと不細工に見える時も、超イケメンに見える時もある。そういえば人相悪いんだよねこの人と思ったら、極度の近眼のせい?(wikiより)え〜〜そうなのかなぁ笑

サブウェイではちょっと中途半端で不遇な使われ方だったランバートさん、今作では体張りまくり!
しかし全然スタイリッシュじゃない!笑
泥臭い剣さばき(剣が重そう)
似合っていない髪型(面長だからロン毛が似合わない)
そんなに強くはない(不死身ではあるが最強なわけではない)
うーーん、ちょっと残念な主人公。笑

首を刎ねない限りは死なない、不死身の男コナー。故郷のハイランドにちなんで、ハイランダー。
自分が不死身だなんて夢にも思わなかったコナー、迫害されるシーンは見てて辛かった。

ショーンコネリーどこで出てくんのと思ったら、そこか!笑
ドーラン塗りまくりでギラついたコネリー、なかなかに動く!

最初は何が何だか分からないけど、回想を交えて物語を追っていくことで、コナーの正体や過去が徐々に明らかになっていくのは謎解き感があって良い。
80年代だからか、やたらお金のかかった外ロケに、壊しまくるセット、膨大なエキストラ等は壮大だし、良いところは色々あるのだが、、
今の時代に見るとどうしても見劣りする感は否めない。全てがチープ。

あと、この作品の何が残念って、最強の敵が最強に見えないところ。。笑
ペラッペラの革ジャンに焼け野原みたいな頭髪…ガタイはデカいのに貧相に見えた。

やはりラブシーン挟まずにはいられないのかこの時代は。。

周りのみんなが年老いて死んでいくのに自分だけ年齢変わらずに400年以上も生き続けるのは…嫌かもしれない…
呪われた血筋を跡に残さないように、ヘザーとの間に子供を持たなかったコナー。
死にゆくヘザーの「あなたの子供を産みたかった…」は切ない。

あと地味に、唯一コナーの真相を知るレイチェルとの絆は良かった。ここのエピソードもっと掘り下げてくれても良かったのに。「魔法みたいだろ?」ウィンク!
ドヤァ的な笑 でも切ない

冒頭から最後まで響くQUEENのサントラは良い感じ◎
この作品通してギュインギュインにハードロックなQUEENを聴くと、マジでこのバンド守備範囲広いな…と感嘆。フレディの声が、綺麗なのに力強くて、ハードロックの押さえるところはちゃんと押さえてるのよね。。

続編あるらしいし最終章は2000年…?!
見るかは…迷うな…いい感じで終わったから。。
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