まぁ、魔法のようなものさ!
ラッセル・マルケイ監督 1986年製作
主演クリストファー・ランバート
なんか、「ボヘミアン・ラプソディ」の試写会レビューが上がってくるようになり、いよいよ盛り上がっちゃってますが、実は僕も試写会に当選しました\(^o^)/
僕は来週なので、もう、待ちきれない!って気持ちなんですけども、その胸の高まりを鎮めるために、クイーン関連作品をいくつかレビューしたいと思います( •̀ω•́ )و✧
その前に……
これまでもクイーン関係のレビューはしてますが、フレディの誕生日にレビューした「モントリオール」のライブレビューは、めっちゃクイーン解説のレビューになっていますんで、クイーンをもっと知りたければ、ご一読を(笑)
まずは、今作「ハイランダー」( •̀ω•́ )و✧
クリストファー・ランバート主演のSFですが、これは僕の好きなファンタジーですし、作品自体が好きなので、最初に選びました。
原作はグレゴリー・ワイデン。これ、大学時代の課題として書いたと言うんだから、驚きですよね!
この世には「不死の者」と呼ばれる存在がいて、それらは互いに「究極の宝」を求めて争い、未来の「集合の時」に向かっている。
主人公のコナー・マクラウド(クリストファー・ランバート)は1539年、ハイランダーとして目覚めて以来、不死者となり戦っている。
やっぱり中世の戦闘シーンが好きだなぁ。
なんか、現代に戻ると剣戟がショボイの。
1986年作品なのに、昔のジェダイ並に迫力が無いよね。でも、剣で首を切り落とさないと死なないから、どこまでも剣で戦う(笑)
コナーの師となるフアン・ラミレス役は、ショーン・コネリー。これだけで作品が締まりますよね!もっと出番があればなぁ。
クリストファー・ランバートはまだ若いですね。
この2年後にダイアン・レインと結婚しますが、後に離婚しています。ダイアン・レインはその後、ジョシュ・ブローリンと再婚するんですが、その関係も終わってしまいましたもんね……。
ダイアン・レインは不死者とか世界の覇者が好みのようで( ¯−¯ )フッ
この映画の中世での妻役の女優さんは全く知りませんが、好きだったなぁ。なかなかスタイルも良くて……。めっちゃタイプ(ノ´▽`)ノ♪
ハイランダーの宿敵となるクルガンは、まるでターミネーター。不死者なんで、弾丸浴びても死なないからね( ¯−¯ )フッ
そのまま役を引き受けても出来そうだよ!
回想シーンで過去と現代を行き来するので、しっかりとお話に着いてきて下さいね!
現代シーンは警察も絡んでくるので、サスペンス演出もあり、なかなか面白いですよ( ˘ ˘ )ウンウン
さて、ここから音ネタ💩ウンチクンです(*`・ω・)ゞ
過去のレビューでクイーンを取り上げたものは、どれもクイーンの楽曲が使われているというものでしたが、今作は違います。クイーンが今作のために、新曲を書き下ろしていますから。しかも6曲も。
いきなりオープニングで流れるのは「Princes Of The Universe」。やっぱりクイーンはカッコイイなぁ。サイコーのオープニング!
現代のクルガンが車を流しながら聴いているのが「Gimme The Prize」。いかにもブライアン・メイなエッジの効いたギターソング!
ブレンダと会うバーで流れるのが「One Year Of Love(愛ある日々)」
しっとりとしたバラードで、サックスの響きが美しい、ジョン・ディーコンらしくもある曲だけど、クイーンには珍しいタイプかな?
ラミレスが亡くなった後、コナーと妻のヘザーとのシーンで流れるのが「Who Wants To Live Forever」。歌詞が泣かせますよね。
ブライアン・メイはこの映画の話が来た時に、断るつもりだったんだけど、脚本を読んで考えが変わったらしい。そんな中、最初に書いたのがこの曲。映画のストーリーがそのまま反映されてますよね。
刑事が車で街を流すシーンで流れる「Hammer To Fall」は、「カインド・オブ・マジック」収録ではなく、「ザ・ワークス」の既発表曲。ライブでも盛り上がるいかにもクイーンな1曲\(^o^)/
クルガンがブレンダを襲うシーンで流れるのが「Don't Lose Your Head」
頭を失わないでって、ストレートな歌詞だなぁ(笑)
エンディングで流れる曲は主題歌となった「A Kind Of Magic」ですね( ˘ ˘ )ウンウン
全編クイーンの曲が流れるこの映画は、ファンならマストです。でも、こうしたファンタジーが苦手な人はダメかもね( ᵕ_ᵕ̩̩ )
後日レビューを考えてますが、クイーンには「フラッシュ・ゴードン」のサントラ版を製作し、ヒットしなかったという苦い過去があるので、今回は映画のためのサントラではなく、オリジナルアルバムを作成し、楽曲を提供するという手法が取られました。
それが、アルバム「カインド・オブ・マジック」です。時期としては解散も囁かれた「ザ・ワークス」の次作で、クイーン12枚目のアルバムとなります。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」でも取り上げられるらしい1985年のライブエイドのあとに作られたアルバムということになりますね。クイーンがバンドとして息を吹き返した作品なんです。
それでも、今作には「ハイランダー」の曲が6曲も収められており、サントラアルバムの印象は強いです。
公開当時、僕はアルバムが散漫な印象がして、アルバムとしてはあまり好きではなかったんですが、好きな曲はいっぱい収められているという矛盾した思いを持ってましたね~。コンセプトアルバムという作り込まれた作品が、個人的には好きだったからです。
それでも、「フラッシュ・ゴードン」の経験を生かして、しっかりとヒットに結びつけた本作は、今聴くとなかなかいい( ˘ ˘ )ウンウン
このアルバムを引っさげてのライブが「マジック・ツアー」で、後に「ウェンブリー'86」や「ハンガリアン・ラプソディ」のライブ・アルバムとなります。これもフィルマに登録があるので、いずれレビューあげますよ( •̀ω•́ )و✧
あぁ、やっぱり「ボヘミアン・ラプソディ」が待ちきれない!喉の乾きはやはり本物でなければ癒せないんだよなぁ!