キミシマムザ裕君

カウボーイ&エイリアンのキミシマムザ裕君のレビュー・感想・評価

カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)
2.9
1873年、荒野に一人記憶を失い目覚める男。腕には見慣れない金属の腕輪。そして腹には撃たれたかのような謎の傷。彼に一体何が起きたのか…

『アイアンマン』でお馴染みのジョンファブロー監督による西部劇×SFアクション映画!
主演は6代目ボンドのダニエルクレイグ、競演はインディジョーンズ…じゃなくてハリソンフォードと超豪華!!


の割には何とも言えないしょっぱい映画になっしまった。
なんだか時代設定も西部劇でやる必要があったのかよくわからないし、敵となる地球外生命体の目的もハッキリしないまま終わりまで突っ走っていくし、意外と多い登場人物も一人ずつのドラマが足りないと感じてしまった。
きっと典型的なアメリカ人が

「やっべぇwwカウボーイとエイリアン戦わせたら超楽しそうじゃね?wwwなんならプレデターも登場させるか?wwwおん?www」

と中学二年生の3時間目授業中にノートの片隅に落書きしながら考える妄想のように思いついただろう。
ただ西部劇のカッコイイ部分は銃撃戦でもあるのにその銃がほとんどエイリアンに効かないというのはなんとも滑稽だ(笑)
まぁエイリアンの造形が無駄にリアルで気持ち悪かったのは逆に好きだった。

ダニエルクレイグは何を来ても似合う。
今や凄腕スパイのイメージが強いが顔だけでみれば完全に悪人なので今回の役はピッタリかもしれない。というか大きな耳と青く澄んだ瞳は彼ももしかしたらエイリアンなのではという考えも出てきたり来なかったり(失礼)
ハリソンフォードはさすがにカウボーイハットが様になる。
『スターウォーズ』の新作も控えている彼だがハンソロ役と同じくらい人気なインディジョーンズシリーズを思い出させてくれた。ただ役としては彼じゃなくてもよかったかな?
他にも『月に囚われた男』『ギンガヒッチハイクガイド』のサムロックウェルや『リトルミスサンシャイン』『プリズナーズ』のポールダノなど脇も豪華で素晴らしい…キャスティングは…。

豪華なキャストを安易な思い付きのようなアイディアで無駄遣いしてしまった印象しか残らなかったが、彼らの西部劇コスチュームやうだにかっこいい動きが見たければ楽しめるかも知れない。

西部劇好き、エイリアン襲来モノ好き、ダニエルクレイグ、ハリソンフォードのファン、そして主人公が腰に備えている拳銃をほとんど使わずに終える映画が見たい方にはオススメの作品。