きしん

カウボーイ&エイリアンのきしんのレビュー・感想・評価

カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)
4.2
かっこいい、かっこいいよ!
評価低いし、しょぼいB級を想像してたけど、スタッフ見ると結構大掛かりだったんだな、ハードル下げて観ると結構楽しめる。

とにかく曲が終始かっこいい。オープニングで主人公が装備剥ぎ取って町に向かうとことか大好き。

走りながら馬の腹ごしにトンボ撃ち落とすところがすごくよかった。

ストーリーは西部劇としてもSFとしてもありきたりというか、まあ大したことはないんだけど、どっちにもマッチしてて、この辺が折り合いなんだと思う。

正直、エラはいらなかったけど、まあエイリアン側の説明をしてくれる人がいないとね…(というか顔が西部劇に合ってなくて一人浮いてる。まあそういう演出なのかもしれないけど、タイムとか近未来系の顔だ。)
エイリアンの説明はアパッチ側にさせてもよかったとも思う。正体まではわからないくても空からやってきた、金を掘ってるくらいは観察してればわかることだし。

エイリアンも腹裂けたり手が出たり、ビッグチャップのような、プレデターのような、宇宙戦争のような、はたまたワンさんのような、過去作を彷彿する要素が盛り込まれていてよかった。
報復してくる個体が最後に手を伸ばしたり、トンボで人さらうとこも虫っぽくて良い。
まぶたが直接、瞳孔のような働きをしてるのかな、水生生物にもちょっと見える。

ナットもいいやつだし、エメットもちゃんと活躍するし、ワンコかわいいし。

ハチドリはなんだったんだろうな、アリスの成れの果てとか?

ちなみにダウニーJrの代役でクレイグになったらしいけど、よりアウトローな感じでこれは正解だったと思う。
スーツよりカウボーイハットの方が似合ってるよ。
きしん

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