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カウボーイ&エイリアンのJのネタバレレビュー・内容・結末

カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

1873年、アリゾナの荒野で目を覚ました1人の男は、なぜここにいるのか、自分が誰かさえも分からなかった。そして手首には奇妙な腕輪をはめられていた。彼はダラーハイドという男に支配された西部の町へたどり着く。その夜、突如として未知の敵が襲来。次々と住人がさらわれる中、彼らが最後に頼ったのは記憶喪失のカウボーイだった。その時、男の手首にはめられていた謎めいた腕輪が青い閃光を放ち始めた…。




何かが物足りない…。ストーリーか? それとも展開か? とりあえず映画全体のインパクトがほとんど無かったから、観終わった後の印象があんまり残らんかった。

西部劇とSFを組み合わせた世界観はかなり画期的で良かったけど、両方を活かしきれてない感があった。そもそもこの2つを組み合わせることは時代錯誤が否めないから、設定次第で面白さが極端に変わると思う。少なくとも、この作品では設定がイマイチやったからうまく混ざり合ってなかった。

前半の謎めいた雰囲気と展開は観ててワクワクしたけど、後半になるに連れて、設定・内容・展開がごちゃごちゃで訳がわからん状態になってた。前半で期待しすぎた分、後半がイマイチやった。

エラがまさかの異星人で、さらに世界観が変になった(笑)。しかも火葬中にエラが復活してくるシーンなんて、異次元すぎてなんでもありやと思ってしまった(笑)。

銃はあんまり効かんのかと思ってたら、急に効き出したりするからよく分からんかった。その辺りの設定がガバガバやったね。

ダニエル・クレイグはやっぱり寡黙なキャラが似合うね。作品に関係なく、クールでなんでもこなすイメージがあるから、こーゆう役は完全にハマり役やと思う。


本当にあとちょっとだけ映画としての面白さがあれば3.3やった。
J

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