リトル・チルドレンの作品情報・感想・評価

「リトル・チルドレン」に投稿された感想・評価

嫌いじゃない内容だけど、結果…超えられない終わり?
中途半端な関係?やっぱり戻るか〜、それは後悔じゃないの?超えてしまった方が後悔?未来は…、分からないけど。
よくあることよね。
しゆり

しゆりの感想・評価

3.2
人生ってこういうものだよねえ。

日常に戻ったとして、もう一度夫を愛せるとは思えない。
ルーシーをいくら愛していても。


トム・ペロッタさん原作のベストセラー小説を映画化した、捻りの効いたヒューマンドラマ。何処か満たされない空虚さを抱えた大人たちを映すその映像は人生の苦しみや切なさをじわじわと心に染み込ませてくる様で。

ただの不倫映画と言われればそうかも知れませんが四人のストーリーが良い具合に混ざり合っていたんじゃないかと思います。

母親ではなく女としてサラがとても輝いて見えました。私からすれば母親らしくして欲しいとも思いましたが、やはり母親の前に女は女なんだなと改めて感じさせられました。二人きりの逢瀬の後、サラはシャワーを浴び終わり映った自分の姿に魅入ってしまいます。ルーシーが「 ママ 」と呼ぶ事で現実に引き戻されますが、ドアを開ける事をせず、もう少しこの自分で居たい気持ち。観ている此方もサラが一段と綺麗に見えたシーンです。好きな男と身体を重ね合い、一緒にときめき合えば自然と女は美しくなる。頭ではいけないと解ってはいても身体は嘘を付けない。このシーンはとても快楽的で共感出来るところかなと思います。

彼女らが満たされたいと思う一心で、もがき苦しむ姿は時に滑稽で、そして切なかったです。社会的常識は付き物で、それに反してしまったら一生罪悪感と生きることになってしまうから。それでも最後のシーンで公園でルーシーを見失い「 お家に帰りたい 」と言ったルーシーを抱き締めながら泣いているサラを観て、過去は確かに変えれないとしても未来は自分たちでどうにかなるものだと改めて感じました。
oucem

oucemの感想・評価

4.2
期待しないで観たら
それぞれの人生が交錯していくストーリーで思いの外面白かった

変わりたいのか、変われないのか
妻や夫、母親、子供、過去
いつも何かに縛られている人達
みんな子供
周りの主婦たちに馴染めないサラ。司法試験に落ち続けてエリート妻をもつ主夫ブラッド。性犯罪者として服役していたマコーヴィ。警察官時代に少年を射殺して以来PTSDになったラリー。

この作品のテーマとはちょっと違うけど、受験何回もやってた自分とブラッドを重ね合わせてしまったなぁ。勉強してないから受かるわけないってわかってるのに家族からの期待が大きいと罪悪感が半端ないんだよね〜、わかるわかる。

どの4人の最後も驚きの、しかしラストらしい、終わり方でした。素直な描き方の映画だと思います。アカデミー賞というのも納得。そして本当に、"リトル・チルドレン"。
>|