ムウ

銀河鉄道の夜のムウのレビュー・感想・評価

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)
3.3
取り寄せ
原作を読んだことがないので
興味勉強鑑賞

前半は退屈な作品かと思ったけど、現実世界の出来事の伏線になってたり、最近の映画みたいだった。昭和初期とか下手すりゃ大正の作品。だいぶ天才。どんな頭してたのかと思う。

女の子の声が合ってない💧
エピローグの朗読が聞き取れない💢
はっきり載せとこう

わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)
風景やみんなといつしよに
せはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です
(ひかりはたもち その電燈は失はれ)

これらは二十二箇月の
過去とかんずる方角から
紙と鉱質インクをつらね
(すべてわたくしと明滅し
 みんなが同時に感ずるもの)
ここまでたもちつゞけられた
かげとひかりのひとくさりづつ
そのとほりの心象スケツチです
ムウ

ムウ