銀河鉄道の夜の作品情報・感想・評価

銀河鉄道の夜1985年製作の映画)

Night on the Galactic Railroad

製作国:

上映時間:107分

ジャンル:

3.8

「銀河鉄道の夜」に投稿された感想・評価

深すぎてわけわからなかったなぁー。
暗い印象でアニメ映画だけどターゲットの年代がわからない(笑)
そして絶妙な細野晴臣感。
10年以上前に宮沢賢治の原作を読み、すさまじいインパクトで数日現実に戻れなかったのを覚えているのだが、映画を見るのは今回がはじめて。すばらしすぎて何度も何度もジーンジーンと体がシビれた。主人公のネコ、ジョバンニが、突然原っぱに現れた銀河鉄道に乗って、親友のカムパネルラと銀河を旅する、という話で、冒頭から、神秘的でちょっとシュールな画、静謐な音響、心が洗われるような美しい日本語、それ大切に演じる声優陣の繊細なニュアンス、そして全体の静けさを深く印象づけるすばらしい音楽、などなどを総合した独特の世界に、吸い込まれるように見入ってしまった。そして、いろんなシーンで押し寄せてくるノスタルジアと切なさで、心がぎゅうううううっと締めつけられた。ストーリー自体は、鉄道がいろんな銀河の駅に止まり、それぞれの駅や駅近くでいろんなキャラが、明確な理由や説明なくいろんなことを語ったり、したり、窓外の風景も、宇宙空間に地上の風景が入り乱れ、みたいな感じで、どう解釈しようか、思いを馳せながら見つめるシーンが多く、とにかく不思議な感動で体全体がじんじんしてくる。それはやがて、すべて終盤クライマックスへの伏線となってることが最後にわかります。あまり詳しく内容に入っていくことなく、見て感じたことを書いておこう。これは、深い深い友情についての、そして生と死についての映画だった、人生で最も大きな幸福と歓喜の源泉とは、友情だということ、恋愛でも、親子や家族の愛情でもない。友と結ぶ深い深い愛情なのだ。これは日頃から自分もよくよく感じてることなので、最後は声を上げそうになるくらい悲しかった。ジョバンニとカムパネルラが共有しているどこまでも純粋な友情。こういう気持ちって、若い頃はみんな結構ちゃんと持ってるのに、年をとると仕事ばかりになって、はかなく失ってしまう。深い深い友情の感じられなくなった人生とは、どれほど色褪せた、むなしい人生だろう! その人と永遠に別れなければならぬ瞬間がやってきたとき、どれだけ涙を流しても止めようがないくらい、引き裂かれるような痛みで苦しくてたまらないくらい、それほど別れたくない人が存在する人生の幸福が、どれほど大きく、深く、嬉しく、楽しいことか。なぜ人は、大人になることと、純粋な気持ちを失うことを、同じことと考えるのか。不思議で仕方ない。本作に登場するネコたちは、ほとんど感情を外に表さず、つぶらな瞳がいろいろなものを静かに見つめるだけだ。ゆえに、そこからどれだけの感情を掬い取るかは、完全に見る側にゆだねられており、だからこそ、際限のない、どこまでも大きな感動になりうるのだと思った。永遠という時間。果てしない宇宙。そんななかで生まれる、どんな星にも負けないくらい、明るく輝く友情の奇跡。すでにいくつもの星が輝く我が人生で、さらにいくつの奇跡を育くむことができるだろう。そして、どれほど別れの悲しみを経験することになるか。けど、それでこそ生きた甲斐のある人生だったと言える。誰かが死んでも、ほんのひと時、悲しいなと思っておしまいな関係ばかりだったとしたら、その人生にどれほどの喜びがあったと言えるだろう。そんなことを考えながら、涙がポロポロこぼれました。そして、僕らの命は永遠だと、強い友情は永遠に消えぬと、しずかに宣言するかのようなラストには身体中がシビれた。これは、何度も何度も見る価値のある、永遠の傑作だと思います! どこまでも一緒に行こう!
黒味噌

黒味噌の感想・評価

3.7
懐かしい
風臣

風臣の感想・評価

5.0
子供の頃、この映画をきっかけに宮沢賢治の本を読むようになった。
全てのシーンがすごく印象的。
でも子供心に結構怖かった思い出。
音楽と映像がとてもマッチしていてとても心に残る名作。
今でも大好き。
comiki

comikiの感想・評価

4.2
幼い時に映画鑑賞

それからずっと魅了されてます
yumiko

yumikoの感想・評価

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音楽・細野さん
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