てつへい

黒い雨のてつへいのレビュー・感想・評価

黒い雨(1989年製作の映画)
4.0
原爆が投下された広島のその後、昭和20年の出来事を題材にした同名小説を平成に白黒で映像化です。今村昌平監督の代表的で文学的な作品。

ピカドン直後の凄惨な状況を所々に挟むことで映像的な緩急がついてますが、淡々と進んでいきます。キャスト陣の演技力も相まってゆっくりと原爆症のなんたるかが進行します。

なんと言ってもラストが悲しい感じで、良いです。反戦映画に感動はいらないです。
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