腕

キリクと魔女の腕のレビュー・感想・評価

キリクと魔女(1998年製作の映画)
4.5
キリク半端ないって!!

「僕を産んで」から始まる範馬勇次郎も青ざめる知りたがりのキリクのお話。
小さな村を枯らす意地悪(←重要)な魔女の事が知りたくて仕方ないキリクがすごく良い。

怖いもの知らずで1人で立ち向かうフットワーク軽いキリクと感情が欠落してる母親、立地条件最悪な場所に鎮座するオジさん、どこか妙に人間味のある魔女。
登場する人物達が魅力的だった。

南米の異国情緒溢れる風景といい感じの色彩が最高にマッチ。紙芝居っぽい描き方なのもいい。
何かあるたびにノリノリで歌って踊るのもアフリカっぽい。知らんけど。

ラスト10分くらいからの「とにかく幸せを詰め込みました!」展開がオーバーヒートしててマジで爆笑した。


日本語吹き替えが神木隆之介って後から知ってまだ信じれない。
腕