【燃える超高層ビルから脱出せよ!】
🔸絵に描いたような卑怯者が悪役
🔸リアル感
🔸全世界の消防士に捧ぐ
🔸釣り籠作戦
▪️所感▪️
超高層マンションの竣工式当日。
電気工事の責任者である、ロジャーのピンハネ工事により、設計者のダグが指定した仕様を無視した欠陥工事がなされていた。
それにより、電気系統に異変が起き、ボヤ騒ぎとなる。
最上階で市長なども参加する竣工パーティーが始まる。
ついには81階は煙の海に。ダグは避難をビルのオーナーであるジェームズに呼びかけるも、当ビルの防火システムに安心仕切っている。
そうこうするうちにどんどんと火は燃え広がり、最上階に取り残された者の救出が始まる。消防隊隊長のマイケルの的確な指示のもと救出が始まるも。。
🟢全世界の消防士に捧ぐ
オープニングからこの一文。
まさしく、この映画には消防士たるもの、勇敢さと冷静さが必要であることを証明している。
火災現場の下に本部を構え、火の燃え方から散水方法を指示。設計者と細かい連絡を取りながら、救出者の避難経路の指示をとるなど、救出劇がかなりリアルに描かれていることに感動した。
ただ、全ての人命を救う、ということに重きを置いてはいない。
全滅を避ける苦肉の策を取るといった形で、レベルを徐々に上げていくのだ。
パニック映画故に、事故によって亡くなる人もいるのだが、かなりあっさりしている印象。もう少し恐怖を煽っても良いのかなとは思ったところではある。
エレベーターから女性が1人落ちるシーンは、ジュラシックワールドの女性が食べられるシーンにも近い部分を感じる。
それにしても、貯水タンクの爆破という大量の水を使用した撮影手法には称賛しかない。