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ディア・ドクターのいのネタバレレビュー・内容・結末

ディア・ドクター(2009年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

嘘のスケールは前作品と比べても大きいのに、サスペンスとして単純化していないのが凄い。そこにある嘘ではなくて、嘘を抱えた人間に真摯なまなざしを向けているからだと思う。損得でも、愛でもない、ただ人間の温度が横たわっている作品だった。

窓の反射を使ったり、電話の相手の反応を伺わせるギミックなど、ところどころ挟まれるカットが印象的。

・「(車の)免許ないのよ」
・「なんにも」
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