グリフィン

わらの犬のグリフィンのレビュー・感想・評価

わらの犬(1971年製作の映画)
3.6
初見。字幕。
イギリスの田舎町でやから連中の嫌がらせに立ち向かう気弱な学者先生とその奥さん。やから連中は見るからに野蛮で不潔なしょうもない人たちで結局最後はざまーみろという展開になります。この辺はスカッとしますね。でもこの人たち以上に夫婦2人の方がくせ者なんじゃないかと僕は思うんです。

夫は一見ひ弱そうには見えるが時折半端なく頑固な一面を見せ最後にはそれが大爆発して襲ってきた連中を滅多打ちしてしまいます。奥さんも終始情緒不安定と言うんでしょうか、一癖二癖あるような態度を常にとってきます。この2人をもう少しありきたりで普遍的に描いた方が最後の展開が生きるんじゃないかというのが個人的な見解です。癖が強すぎると思うんですよね。

とりあえず確実に言えることはノーブラでふらふら外出するのはあかん。おっぱいに釘付けになりますよそりゃ。
グリフィン

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