でしょうかな

わらの犬のでしょうかなのレビュー・感想・評価

わらの犬(1971年製作の映画)
3.2
イギリス人の妻の地元に引っ越してきたアメリカ人の数学者。しかし、村のろくでなし連中に目を付けられる。

なんだこれ?不条理ギャグか?
登場人物にまともな人間がほぼいない。主人公は平和主義というより事なかれ主義で、妻は頭が弱いのか不合理な行動をする。ろくでなし連中は言わずもがな。展開も不自然というかスッキリしない。あの馬鹿デカいトラバサミは何?テンポも悪いし、後半までは退屈も退屈。暴力描写も予想ほどは。
終わってから、主人公がアメリカで殺人を見たかと問われやや不穏になったり、過去に二、三回ほど銃を撃ったと微妙に言葉を濁していて、過去に何かあったから腑抜けに見えるほど揉め事を避けたがっていたのかなと思ったけど、特に伏線も何も無い妄想ですねハイ。
でしょうかな

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