はーっ イライラするっ!
話の通じない奴って世の中にはいるからさあ。
ダスティン・ホフマン演じるデイヴィッドはそういうヤツとどう接していくか考えずに逃げてばかりだったんだろうなあ。
これだから喧嘩したことないヤツはダメなんだよ。
それは別に殴りあうことじゃあなくって。
ぶつかることで結果的に殴りあいにならずに済むことがあると知らずにここまで来てしまったんだな。
当然、、、
時間とは。人生とは。
手品のように以前と全く同じ姿には戻らない。
もう帰り道は分からない。
んなこたぁフツーの人はとっくに分かってンだよ。
前に進むために必要なのは覚悟だ。
覚悟がないから喧嘩を出来ないんだ。
じゃあ大立ち回りを演じた後の彼は覚悟が決まったのか?
うーん…妻に何も言わず、ヘンリーと闇夜を駆け抜けていく彼にはまだ覚悟を感じないなあ。
あんな真っ暗闇に前も後ろもないでしょ。
ただ闇雲に走っているだけだ。