わらの犬の作品情報・感想・評価

「わらの犬」に投稿された感想・評価

100億点。音楽も映像も全てが究極。レタスの温室に三輪車で突っ込むやつとかチャーリーさんの直立不動の姿勢とか、ギャグまで織り込む完璧さ。これだけスッと腑に落ちないクライマックスも中々無い。
サム・ペキンパー監督映画第6作目。1年ぶりくらいに鑑賞。前作「砂漠の流れ者」とは打って変わって究極のバイオレンス映画に仕上がっている。

衝撃的なストーリー展開が素晴らしく、ペキンパー監督のハイセンスな演出もキレキレ。ペキンパー流バイオレンス映画の傑作。

ストーリーはゆっくりとしたテンポで静かに進んでいくが、中盤と終盤のふたつの見せ場(レイプシーンと対決シーン)に途轍もない暴力描写が詰め込まれている。この静と動のバランスが見事で、一貫してゆっくりなテンポも絶妙だった。

ペキンパー監督の細部までこだわった演出が印象的。例えば主人公がメガネを外すタイミングやタバコを吸うタイミングなど、キャラクター達のちょっとした行動や仕草にまでしっかりと心理描写が詰め込まれて見事だった。

ダスティン・ホフマンとスーザン・ジョージの好演が印象的。お互い違ったタイプの俳優だが、共に迫真の演技でとても見応えがあった。

あれほど争いを避け暴力を許さないと言っていた主人公までもが、最後の最後に最大の暴力で応酬。どの時代にも蔓延る人間達の争いや暴力性は止めることができないとうことなのか。
y

yの感想・評価

3.7
「白いリボン」と「偽りなき者」を混ぜてイギリスバージョンのようなメッセージに思った。

閉塞的なイギリスの村、皆の鬱憤、弱者虐め、偏見、陰湿・・・・
良心は無い。

バイオレンスと言う部分は全体に画面が暗くて、そこを早回しで見ていたのもあり何が起きたかきちんと分からないけど、鉄の飾りを設置するところで、彼らの誰かが自滅するんだろうなって思っていた。

最後はアメリカの良心ですか

このレビューはネタバレを含みます

女性には絶対勧められないペキンパー作品の中でも特にやばい問題作。

並みの価値観を持った監督なら元カレに言い寄られても女に操を立てさせるがペキンパーは違う。夫と間男の間で揺れながら、レイプされるのではなく、結局主体的に間男を受け入れてしまう。あの女優の演技とカメラワークは凄いとしか言えない。
寝る前に見てしまった僕はなかなか寝れませんでした。

終盤のスカッとブリテンもカタルシス。
ダスティホフマンが狂気に染まったところは役者ってすごいんだなあって馬鹿みたいな感想を持ちました。
ニサ

ニサの感想・評価

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八つ墓村のようなスラッシャーものかと思いきや全くの期待ハズレ。あらすじにあったようなブチ切れは終盤の終盤まで起こりませんし驚きのしょうもなさ。しかも一方的にいじめられて爆発というのですらなく、主人公も大概性根曲がってます(露骨な田舎への見下し、非インテリへの見下し、妻へのモラハラ等)。あと素朴な疑問ですが、大学等の研究機関に属するでもなくスランプ作家よろしく田舎に隠遁してひたすら黒板に数式書いてるだけの「数学者」とは…?
drgns

drgnsの感想・評価

3.6
バイオレンスは得意じゃないし、登場人物も全員好きになれないのに、画面から迸るパワーに圧倒されてしまった。
優柔不断なインテリ夫の正論モンスターぷりと輩共のDQNぷりがもう両方とも苦手で‥でも何故だか目が離せないのが不思議。
9割我慢で最後に爆発、すっきりしたようなそうでないような‥
sayaka

sayakaの感想・評価

3.6
✔️パッケージや内容から気になってた。怒らせたらやばい奴だった
つぶROCK

つぶROCKの感想・評価

4.2
最初は、夫が超プライド高い臆病者だし、その夫とは絶対釣り合わない美人痴女かまってちゃん妻だし、色々な絡みや描写が胸糞要素でした。笑

ただ、最後の夫のはじけっぷりは、邦画の「冷たい熱帯魚」を思い出させる程狂気的で、人間の秘めたるバイオレンスを感じました。

やはり、どちらかというと内向的で、普段は内に秘めているような人程、何かの拍子に沸々と溜まったフラストレーションが大爆発してしまうのでしょうか。


ちょっと関係ないですが、作品中盤での暴力シーン。
個人的にあのNTRシチュエーション大好きでした! ありがとう!👍
ずま

ずまの感想・評価

3.0
田舎の陰湿な身内ノリ
からの反撃
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