紅梅シュプレヒコール

ダ・ヴィンチ・コードの紅梅シュプレヒコールのレビュー・感想・評価

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)
3.5
ラングトンを主人公とした大人気シリーズの第1作目である今作では、彼は陰謀渦巻く宝物探しに奔走することになります

不可解な殺人事件から物語は始まり、徐々に大きな秘密へと迫っていく展開はスリリングであり、徐々に解き明かされていく謎は私たちの好奇心を掻き立てます

題材となっているのが宗教史ですので、ある程度の知識がないと展開を追うのが困難になってしまうのは仕方ありません

加えてロバートとソーニャ、警察、オプス・デイ、修道会と関係図が錯綜するのも今作を一層難しく感じさせる要因でしょう

それでも膨大な資料と知見を基に練られたストーリーは一見の価値があります

ただ、主人公のキャラクター的魅力が弱かったので150分という作品時間は正直しんどく感じました

脳みそが起きている時に観ないと眠気を誘われるので注意して下さい