協会のステンドグラスや中世の宗教画に四方を囲まれたカットが続くため作品全体に神的な雰囲気が漂っている。美学や神学に関心がある方にはオススメしたい。
作中の論理展開も"If""Maybe"という仮定推論が多くはあるが無理筋ではないので、原典記述を盲信するタイプでなければきちんと楽しめるはず。
とはいえ偏った高水準の学のいる話題が続くため無理だと感じる方も多いかも。"フィボナッチ数列"だとか"マグダラのマリア"だとかの単語で拒否反応を感じるのであれば避けて通るのが無難。
ジャン・レノは銃を握ってる時が一番かっこいいです。