この映画で事実上マーシャルアーツの映画出演を最後にすると本人は言っています。
作品も19世紀末から20世紀初頭に実在した中国の異種格闘家「霍元甲」の物語。
自分の傲慢さから大事な家族を失って初めて、人間の本当の強さは拳を使って勝ち取るものでもなく、力があるからこそ、それを恨みや暴力に使うものでは無いという事、その結果は復習の連鎖しかないという事を知って、その上で武術を一つのスポーツのようにしたパイオニア的存在。
リンチェイの弁髪&長袍姿は本当にカッコ良い!彼にとって子煩悩な父親の表情というのも珍しいなぁ~と思いながら見ていたけれど、この中に中国の携帯電話PantechのCMでRAINと共演してる「スン・リー」ちゃんも盲目の少数民族の役で出演しています。確かRAINとCM共演したくてスン・リーちゃんは「映画で盲目の役をした事があるので是非自分を出演させて欲しい」と言った作品がまさにこの「スピリット」だったんですね~、驚き。
毒を盛られて血を吐きながらも戦い続ける姿はきっと、誰が見ても息を飲むだろうなぁ。暴力ではなにも解決する事は無いというむなしい意味を、観たが感じてくれると良いなと思う作品です。
関連と言えばジェイ・チョウ(台湾の歌手)が霍元甲の歌を作っていましたね~映画のエンディングに流れていましたけどPVも映画とジェイの映像が上手くマッチングしていましたけど「フォ~フォ~フォフォフォフォフォフォ~」って耳についちゃいます(笑)そして相変わらず暗いです(爆)
でも、何でもDVDは最後のエンドロールにこの曲が流れていたけれど日本劇場公開時ではこの曲は流れなかったみたいですね(知らなかった)まぁ、こういう事は良くあるけど、リンチェイがこの映画の為にジェイに是非曲を作って欲しいとお願いしたという経緯もあったからファンとしては腹立たしく思ったでしょうね。
今日のある方はYouTubeで「 周杰倫 霍元甲」で検索したら観ることが出来ます(笑)