ずけし67

ドリーム・ホームのずけし67のレビュー・感想・評価

ドリーム・ホーム(2010年製作の映画)
3.7
香港産スラッシャー系エロ・グロ・ゴア・スプラッタ映画(← 紹介長いよ!ww)
監督さんがスプラッタ好きで、そこにこだわったというだけあって、グロ描写はクオリティが高く、その点に関してはかなりイカした映画でありました。



香港の銀行で働くOLチェン。
彼女の夢は、湾岸エリアにそびえる超高級マンションを手に入れること。

マンション購入のために、あの手この手でお金をかき集めるチェンだったが、香港の住宅事情や不動産価格の高騰などから、彼女の夢はどんどん遠ざかってしまう。

夢を諦めきれずマンション購入に執念を燃やすチェンは、ついにある恐るべき行動に出るのだった。



スラッシャー系で人が次々と殺されていくのですが、その殺し方が実に豊富!
よりどりみどり、バリエーションに富んでて楽しめます。

刺す、切る、絞める、鈍器殴打、などの定番に加え、布団圧縮袋を使った斬新且つエグい殺しまで登場してもうワクワクです。

飛び出す目玉や、お腹切られてデロリンと垂れさがるモツの質感などのクオリティも高いですし、何より殺される人間があっさりとは死なない、というか苦しんで死んでいく様をいちいちじっくり見せつけるので、残虐性増し増し、惨たらしさUpで、その点も評価できます。

また、息絶えたと思った人間が、虫の息ながら実はまだ生きていて最後の力を振り絞って思いもよらない行動に出るところなど
「まだ生きとったんかーい!」
「でもそれオモロイやんけー!」
って感じで、ブラックに楽しめます。

一方で、殺人の背景やそこに至る展開は単純というか安直、主人公の生い立ちやマンションに執着する人物描写などストーリーは無理に盛った感が強く、5分で済むような話を無駄に長い尺を使って回りくどく見せられている感じで「はよグロ見せんかい!」ってイライラします。

また、過去の回想シーンの合間合間に現在進行形の連続殺人シーンを断片的に織り交ぜて見せる構成になっていて、そうすることで犯行に至るまでの真相を徐々に明らかにしていこうとする意図は分かるのですが、逆にそれが見せ場である連続殺人シーンの盛り上がりや緊迫感にブレーキをかけてしまっていてテンポが悪く、せっかくのメインディッシュが小出しになって盛り下がってしまった感は否めず、その辺は大きなマイナスポイントになったっぽい。


とはいえ、こだわりのスプラッタ描写のクオリティはかなり高く、そこは目の肥えたグロ愛好家も楽しめる出来と思われ、特にS〇X中の男女をぶち殺す場面でのチン〇ぶった切りからの、
ブシャッ → ポテッ → ショボン → トロリ...
なシーンは製作陣もこだわった快心の出来というだけあって、なるほど芸が細かい!見応えありで、巻き戻して何度も見ては1人唸っておりました。

ということで、ストーリーとか映画作品としての出来はビミョーですし、殺す人数をあと2・3人と血量もも少し増やして、もっとそっちに傾斜して欲しかったな、なんて思ったりもしますが、殺しのバリエーションやスプラッタ描写に興味のある人は観て損はしないかな、って感じの作品でありました。


PS
マイホーム購入の際は、背伸びせずに身の丈にあった物件を選ぶようにしましょーね ( ・ᴗ・ )