滝和也

ファム・ファタールの滝和也のレビュー・感想・評価

ファム・ファタール(2002年製作の映画)
3.6
あれま、フォローしてる方、誰も書いてない…。デ・パルマです…。

当たり、ハズレがでかいデ・パルマのサスペンス作品。普通にエロい、じゃなかった、普通です…。

今回音楽が、坂本龍一。教授のおかげで露悪趣味が薄まり、見易くなってます。とくに冒頭はカンヌ映画祭中のモデルが着ているダイヤのドレス?を強奪するシークエンスがエロい、じゃなかった凄い。ボレロ風の音楽に乗ってエロが展開され、じゃなかった作戦が展開。小さなミスから、おっ○いじゃなかった、失敗、女が裏切りダイヤを奪い逃走。彼女が有る人物と入れ替わり7年後…。※エロとサスペンスが融合してるのは事実です。

ファム・ファタールはサスペンス作品にでてくる悪女の総称。レベッカ・ローミン演じる彼女もバンデラス、コヨーテ他男性を手玉にとります。
が…、氷の微笑や他と比べて何かは特になく、B級感が漂います。
更に、禁じ手がこの映画あるのでより悪女感が薄まりますね。

ただし悪い女なんでセクシーシーンが連発。デ・パルマ巡航運転中な感じ。後半尻つぼみになり気味ですが、禁じ手さえ許せる方には楽しめる作品。レベッカさん、バンデラスよりかなり背が高い。自分より背の高い女性と付き合ったことないので、どんなかな~と感じました…。
滝和也

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