くーーーーま

赤ひげのくーーーーまのレビュー・感想・評価

赤ひげ(1965年製作の映画)
5.0
終始、涙。みんなが人を思う気持ちが強く、情け、人情、思いやりが半端じゃない。もらい泣きしてしまう程、役者さんの演技が素晴らしい。
プライド高き若き医者の心境が患者と過ごす内に変化し、一生懸命に患者に尽くす姿に感銘する。赤髭が彼に厳しく、時に優しく接するシーンは親子のように感じさせてくれる。
人の優しさ、人生とは、世の正義とは、気持ちに寄り添うとか、生きる本質、人の死とは、この映画が全て教えてくれている。黒澤明監督の哲学を垣間見れる作品!