スカイラー

テイク・ディス・ワルツのスカイラーのネタバレレビュー・内容・結末

テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

期待以上の映画だった。女優のサラ・ポーリーが監督・脚本を務めているとかで。才能ありすぎだろ。
意外とこういう映画ってなかったよなぁと思う。これから何回か観たくなりそうな素晴らしい映画だった。
恋が落ち着いた愛情に変わってる相手との関係に飽きたり、憂鬱になったりして、そういう時に出会った新しい異性と恋に落ちる。そこまでは今まで多くの映画で語られてきた事だと思うけど、そこからがこの映画の違うところで、その新しい彼氏と恋が燃え上がり、それが日常に変化して愛が冷めていくところまで描き、昔の彼氏とまた復縁したくなるというどうしようもない感情を描いている。
主人公が、満たされないのが普通なのだというような事を言われるシーンがあるが、それで満足できないのが人間ってものだしな。最後のシーンの遊園地で一人楽しかった頃を思い出している主人公は切ない。
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