なぎぺろさん

テイク・ディス・ワルツのなぎぺろさんのネタバレレビュー・内容・結末

テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

『人生っていうのはどこか物足りなくて当然なの』この映画を象徴するセリフ。名言ですね〜、それでも目新しいものに飛びつきたくなる。私にはほかの選択肢もあったんじゃないか。生きてたら誰もが抱える葛藤だと私は思います。

私から見たら今の環境も充分過ぎるほど幸せなのに、なんだか一人よがりで寂しさを抱えてる主人公マーゴ(飛行機の乗り継ぎが不安でわざわざ車椅子で運んでもらうとかwメンタル不安定ですね)。まあ、、旦那さんと意見の相違があってすれ違っていく中で運命的にイケメンとの出逢いがあったらそっちに揺れてしまう気持ちはわかります。

私、女だけどマーゴの行動にずっとイライラしてしまってというか旦那さんのほうに感情移入しちゃってボロ泣きでした〜。マーゴと旦那の2人にしかぜったい笑えないやりとりとかすごく幸せそうなのに…。ネタバレになるけど…マーゴがシャワーする時に旦那さんはいつもいたずらで水をしゃっ!ってかけるの。それは2人が一生そばに居続けるものだと旦那さんは思っていて2人がおじいちゃんおばあちゃんになったら、実はあれは自分がいたずらでやってたんだと話そうと思ってた…。ってセリフ。めちゃくちゃ悲しい、それ聞いても新しいボーイフレンドを選んだマーゴ。←すごく葛藤したのは観ていてわかったけども。なんか許せん〜でしたな。

結局、ラストでは映画の始まりと同じようにオープンで料理を作りながらなんだか気だるそうに思いに耽っているマーゴ。新しい生活もいつかは色あせる。けどもう過去には戻れない。その事にやっと気付いたのかな…。今幸せって思っても、いつか物足りなくなる日がくる。それでも添い遂げる覚悟がないと結婚しちゃいけないな…って結婚に対するハードルがあがった映画でした✱